SFC会員のメリットをわかりやすく解説
SFCの入会条件と申請可能期間, 意外な、マイルを損するかもしれない真実
 ANAのSFCをゼロから十分に理解するには、毎晩ネットでコツコツ調べ続けると、2~4ヶ月位かかるでしょう。自分で調べると、実際にそれくらいの時間がかかりました。
 そこで、このページでは、1日2時間のSFC関連サイトをお読みになると、5日で理解できるであろう書き方でご説明します。
 尚、5日とは、2日でこのページの内容をご理解して頂き、残り2日でANAのサイトと他の方のサイトをお読みになり、色々な見解でご理解頂き、そして、最後の1日は予備日です。
 それでは始めます。

ANA の上級会員とは

 ANAの会員プログラムは3種類あります。順に説明します。

● ANA上級会員(ダイヤモンド, プラチナ, ブロンズ) と スーパーフライヤーズ

 初めに、ANAの会員プログラム 3種類の内、2種類をまとめてご説明します。
 この2種類の会員資格は密接ですので、別々に説明するよりも、合わせて説明した方が、理解しやすいでしょう。
 ANAの上級会員資格は、ダイヤモンド, プラチナ, ブロンズです。毎年ANAの飛行機にたくさん乗ると、これらの上級会員ステータスに昇格していきます。これらの上級会員ステータスを持つ人の中で、ダイヤモンドとプラチナのステータスを持つ人は、更に、スーパーフライヤーズという称号が与えられます。
 このスーパーフライヤーズの称号が与えられている間 = ダイヤモンドとプラチナの上級会員ステータス の間は、スーパーフライヤーズカード というクレジットカードを申し込むことができます。逆の言い方をすると、「スーパーフライヤーズカードは、プラチナに昇格したら、申し込んでおきましょう。」と言えるわけです。
 スーパーフライヤーズカードはクレジットカードですから、クレジットカードを継続する限り、スーパーフライヤーズカードの会員は、会員特典(プレミアムメンバーサービス と言います。)により、優待サービスを利用出来ます。
 クレジットカードの有効期間は、更新を続ける限りライフタイムですから、プレミアムメンバーサービスは、生涯利用し続けられるわけです。
 そして、このプレミアムメンバーサービスは、ANA上級会員ステータス プラチナ と、ほぼ同様の優遇サービスです。従いまして、スーパーフライヤーズカードを手に入れることができれば、生涯プラチナステータスとほぼ同じサービスを受け続けることができます。
 以上のご説明を表にすると、以下になります。
ANA上級会員
ステータス
上級会員資格 獲得条件
毎年1月1日~12月31日
に獲得した pp
上級会員期間
(事前サービスを含む期間)
上級会員の間に
与えられる称号
上級会員の間に
申し込める
クレジットカード
クレジットカードの
有効期間
Diamond
( ダイヤモンド )
100,000pp 以上 ※1 1年間
※2 ( 23.5~15ヶ月間 )
Super Flyers
( スーパーフライヤーズ )
Super Flyers Card
( スーパーフライヤーズ カード )
クレジットカードを
継続する限り
ライフタイム
Platinum
( プラチナ )
50,000pp 以上 ※1 1年間
※2 ( 23.5~15ヶ月間 )
Bronze
( ブロンズ )
30,000pp 以上 ※1 1年間
※2 ( 23.5~15ヶ月間 )
無し
※1 上級会員資格 獲得条件 ○○○,○○○ppを超えた年の翌年4月1日~翌々年3月31日まで
※2 上級会員資格 獲得条件 ○○○,○○○ppを超えた数日後から、翌々年の3月31日まで。但し、毎年4月上旬までに○○○,○○○ppをを超えた年は、
   その年の4月中旬から事前サービスがスタートする。
 ここで、意図的に重要事項を記しておきます。上の表の最重要事項は、「年間に50,000ppを獲得してから、スーパーフライヤーズカードを申し込むまでの猶予時間は、15カ月間以上ありますよ。」ということです。SFC修行が完了したら、翌々年の3月31日までに、スーパーフライヤーズカードを申し込めば良いのです。
 SFC修行が完了した年の12月31日までにスーパーフライヤーズカードが発行されていないと、アウトではありませんから。なぜ、このように露骨にご説明するかですが、間違った解釈をしている人が時々います。(以前の私もそうでした。) 原因は、誰かが勘違いをして、その勘違いのままブログやホームページに記事を書いてしまうからです。→ そうすると、その記事を読んだ読者は、SFC修行が完了した年の12月31日までにスーパーフライヤーズカードが発行されていなければアウトだと思ってしまいます。
 そうではありません。「スーパーフライヤーズカードの申込期限は、あなたが事前サービスを含めたプラチナステータスを継続している間です。」 これは、勘違いしないようにして下さい。

● ミリオンマイラープログラム

 残りの1種類のANAの会員プログラムに、ミリオンマイラープログラムがあります。このプログラムは、知っていても、大半の方には意味がありません。意味があるのは、ANA便だけで100万LTマイル以上を獲得した人だけです。この100万LTマイル以上を獲得する為には、極端にANA国際線の利用が多い人でも、20~40年かかるでしょう。
 特典は、以下の表をご覧下さい。
ライフタイムで
与えられる
称号
付与条件 付与条件
到達の目安
特典 有効期間
ミリオンマイラー
※1
ANAライフタイムマイル
50万LTマイルを獲得
全てANAのフライトで、
Diamond 獲得条件を10年間連続で達成
もしくは
Platinum 獲得条件を20年間連続で達成
※2
"時の証"
オリジナルネームタグ
※4


(タグ授与のみ)
ANA+パートナー航空会社で
100万LTマイル
ANA+のパートナーのフライトで、
Diamond 獲得条件を20年間連続で達成
もしくは
Platinum 獲得条件を40年間連続で達成
※2
"時の証"
オリジナルネームタグ
※4


(タグ授与のみ)
ANAライフタイムマイル
100万LTマイルを獲得
全てANAのフライトで、
Diamond 獲得条件を20年間連続で達成
もしくは
Platinum 獲得条件を40年間連続で達成
※2
"時の証"
オリジナルネームタグ
※4

取得マイルの有効期限撤廃

スーパーフライヤーズカードの
申し込み条件撤廃
ライフタイム
ANAライフタイムマイル
200万LTマイルを獲得
全てANAのフライトで、
Diamond 獲得条件を40年間連続で達成
もしくは
Platinum 獲得条件を80年間連続で達成
※2
"時の証"
オリジナルネームタグ
※4

ANA SUITE LOUNGE
(ANA LOUNGEを含む)
の利用条件撤廃

取得マイルの有効期限撤廃

スーパーフライヤーズカードの
申し込み条件撤廃  
ANAライフタイムマイル
300万LTマイルを獲得
全てANAのフライトで、
Diamond 獲得条件を60年間連続で達成
もしくは
Platinum 獲得条件を120年間連続で達成
※2, ※3
ANAライフタイムマイル
400万LTマイルを獲得
全てANAのフライトで、
Diamond 獲得条件を80年間連続で達成
もしくは
Platinum 獲得条件を160年間連続で達成
※2, ※3
※1 正確には、ANAはミリオンマイラープログラムを紹介しているだけで、ミリオンマイラーの称号を与えているのではありません。しかし、一般的に
   ミリオンマイラーの該当者は、次元が異なる別格の人です。
※2 正確には、LTマイル(ライフタイムマイル)は、エコノミー, プレエコ, ビジネス, ファーストクラス どのクラスに搭乗しても一緒です。従いまして、
   Diamonnd や Platinum と比較するのは、当を得た目安ではありませんが、これは、途方もなくANAに乗り続けないと、実現出来ない事を
   例えたつもりです。
※3 通常の Diamond 会員の利用では、実現不可能です。
※4 各LTマイルの付与条件で、異なるデザインの"時の証" オリジナルネームタグをもらえます。
 ミリオンマイラーに関しては、本サイトで語っても意味がありませんので、これで流します。以後、本サイトでミリオンマイラーのお話をすることはありません。

● ANA搭乗客のステータス

 ANA搭乗客の大半が、ANAマイレージクラブの会員でしょう。また、先の2種類の会員プログラムに合致した人は、全員がANAマイレージクラブの会員であり, その他の大半は、ANAマイレージクラブの一般会員でしょう。
 ANA以外のスターアライアンス系列の航空会社のマイレージプログラムを利用している人や、ANAマイレージクラブの会員でない人を除けば、ANA搭乗客の会員ステータスは、以下の表のようになります。
No, ANAの搭乗客
ANAマイレージクラブ
会員のステータス
SFC会員(スーパーフラヤーズカード所持者)
のステータス
1 Diamond
(ダイヤモンド)
Diamond(ダイヤモンド) +
SFC会員(スーパーフライヤーズカード所持者)
2 Platinum
(プラチナ)
Platinum(プラチナ) +
SFC会員(スーパーフライヤーズカード所持者)
3 Bronze(ブロンズ) +
SFC会員(スーパーフライヤーズカード所持者)
4 一般会員 +
SFC会員(スーパーフライヤーズカード所持者)
5 Bronze
(ブロンズ)
6 一般会員
 ここから、Super Flyers(スーパーフライヤーズ)の称号を持つANAの搭乗客を、SFC会員(スーパーフライヤーズカード所持者)に変えています。
 SFCとは、Super Flyers Cad(スーパーフライヤーズカード)の略で、SFC会員とは、Super Flyers Cad(スーパーフライヤーズカード)の会員の事です。
 以後、本ページでは、Super Flyers, Super Flyers Card, スーパーフライヤーズ, スーパーフライヤーズカードという言葉は極力使わずに、SFC会員とSFCという言葉を使っていきます。同じ意味ですので。
 また、誰もが「SFC達成」, 「SFC修行」, 「オレ、SFCだから。」と書いてしまいますし、日常会話でも言ってしまいますが、「スーパーフライヤーズカード達成」, 「スーパーフライヤーズカード修行」, 「オレ、スーパーフライヤーズカードだから。」では、日本語がおかしく、「SFC入会条件達成」, 「SFC取得の為の修行」, 「オレ、SFC持っているから。」でないと正しい日本語ではありませんが、SFCという言葉の言い回しは、わりと臨機応変に使われています。「日本語は正しく使いましょう。」よりも、「SFCを臨機応変に理解しましょう。」で進めていきます。
 それでは、本ページの本題に戻ります。
 ANAマイレージクラブ会員 上級会員ステータスを所持しつつ、SFC会員である人は、ダブルステータス( ANAの言い方ですと、「2つのステータスをお持ちの方」 )を考慮すると、ANAマイレージクラブ会員のステータスは、No,1~6の順にメリットが減少していきます。マイルをANA SKYコインに変更する際と、加算マイルの積算率だけは、Bronze(ブロンズ)会員, Platinum(プラチナ)会員の方が、一般会員+SFC会員よりメリットがありますが、その他のサービスは、SFC会員の方が断然メリットがあります。こういうごイメージがわかりやすいでしょう。

Platium(プラチナ) ≧ SFC会員 > Bronze(ブロンズ)会員

 SFC会員のメリットとは、こういうことです。
 SFC会員と、ANAマイレージクラブの会員ステータス ダイヤモンド, プラチナ, ブロンズ, 一般会員 は、ANAの会員プログラムが異なっていますが、2つの会員プログラム(ダブルステータス)を、左上の1つの表にまとめて、分かり易くしたつもりです。あなたがSFC会員になると、生涯に渡って、No,1~No,4 を行ったり来たりすることになります。
 ここで、No1のダイヤモンド ステータスは、ダイヤモンド = ダブルプラチナ ですから、十分な知識が無いまま、いきなりDIA修行(ダイヤモンド修行)を行うと、年間で少なくとも120万円以上はかかるでしょう。今後は、ダイヤモンドは除外して、お話を進めます。

プラチナ, SFC会員, ブロンズ のメリット

 一般会員と比較した プラチナ, SFC会員, ブロンズのメリットは、何もかも書き記すと、本題の理解が遠のきますから、多くの方が活用出来るメリットを考えてみましょう。
 一般的に、航空会社の上級会員であれば、
   【 ① 予約して 】 → 【 ② アップグレード出来ればして 】 → 【 ③ 座席指定で座席を選んで 】
 → 【 ④ チェックインして 】→ 【 ⑤ 荷物を預けて 】→ 【 ⑥ 保安検査を受けて 】
 → 【 ⑦ ラウンジを利用して 】 → 【 ⑧ 搭乗して 】 → 【 ⑨ 荷物受け取って 】
 → 【 ⑩ 後日、マイルが加算されて 】
の全てに優遇がされていて、更に、
   【 ⑪ 毎年、何か特典が付いて 】 → 【 ⑫ 優遇に費用がかからなければ、なお良い 】
ことになります。
 通常は、この [ 10項目 + 2項目 ] の優遇が基本でしょう。
 これ以外にも、航空会社の上級会員であれば、[ 当日、なんとかして乗りたいキャンセル待ち ] や、[ 到着時の優先レーン利用 ] や [ 到着時のラウンジ利用 ] などがありますし、ANAでも条件が整っていれば優遇していますが、これらは、"一般的な求める基本ですが、最優先ではありません。" ので、ここでは触れないでおきます。
 一般会員と比べた プラチナ, SFC会員, ブロンズのメリットを何もかも書き記すと、本題を理解しづらくなりますので、多くの方が活用出来るメリットだけをまとめます。

プラチナ, SFC会員, ブロンズ のメリット

 以下の表は、一人で国内線なら普通席, 国際線ならエコノミークラス に搭乗する場合の プラチナ, SFC会員, ブロンズ, 一般会員の優遇の比較表です。座席アップグレードは、国内線ならプレミアムクラス, 国際線ならビジネスクラス か プレミアムエコノミー(プレエコ) にアップグレードした場合の範囲に留めてまとめてあります。また、スターアライアンス系列の他のグループ航空会社の利用と、複数人の利用には触れません。
 但し、特にSFC会員は、家族会員が優遇されますから、該当する方は、[ スーパーフライヤーズ会員の特典 ] でご確認下さい。
No, 項目 国内線/国際線 プラチナ SFC会員 ブロンズ 一般会員
予約して
予約
国内線 先行予約 ( ダイヤモンドの次 )  一般予約
国際線 国際線の予約は、ステイタスによる差は無い
座席指定して
事前座席指定
国内線 前方座席の解放2番目
(ダイヤモンドの次)
非常口座席を選択できる
前方座席の解放3番目
(プラチナの次)
非常口座席を選択できない
前方座席を選べない
非常口座席を選べない
一般会員の座席選択範囲
国際線 前方座席の解放2番目
(ダイヤモンドの次)
非常口座席を選択できる
選択座席は、全席無料
日本発券では、前方座席の窓側と通路側は有料
後方座席は無料を継続
( 中国, 韓国, ベトナム, インドネシア, インド. マレーシア発券は対象外 )
アップグレード
出来ればして
座席
アップグレード
国内線
普通席

プレミアムクラス
4アップグレードポイントで可
もしくは、
規定のアップグレード料金で可
規定のアップグレード料金で可
国際線
エコノミークラス

プレエコ
4~6アップグレードポイントで可
もしくは、
2,000マイル以下の区間を除いて、15,000~20,000マイルで可
※ 無料アップグレードはない
2,000マイル以下の区間を除いて
15,000~20,000マイルで可
国際線
エコノミークラス

ビジネスクラス
8~10アップグレードポイントで可
もしくは、
12,000~28,000マイルで可
※ 無料アップグレードはない
12,000~28,000マイルで可
チェックインして
チェックイン
カウンター
国際線 プレミアムクラス
チェックインカウンター
エコノミークラス
チェックインカウンター
国際線 ビジネスクラス
チェックインカウンター
プレミアムエコノミークラス
チェックインカウンター
エコノミークラス
チェックインカウンター
荷物を預けて
預け荷物
( 無料の範囲 )
国内線
普通席
[ 許容量 20Kg ] + [ 追加重量 20Kg ] [ 許容量 20Kg ]
国内線
プレミアムクラス
[ 許容量 40Kg ] + [ 追加重量 20Kg ] [ 許容量 20Kg ]
国際線
ビジネスクラス
[ 規定個数 32Kg × 2個 ] + [ 追加個数 32Kg × 1個 ] [ 規定個数 32Kg × 2個 ]
国際線
プレエコ

エコノミークラス
[ 規定個数 23Kg × 2個 ] + [ 追加個数 23Kg × 1個 ] [ 規定個数 23Kg × 2個 ]
スターアライアンス
加盟航空会社の
国際線


ビジネスクラス

プレエコ

エコノミークラス
- 個数製の場合 -
[ 規定個数 ] + [ 追加個数 1個 ]

- 個数製の場合 -
[ 規定許容量 ] + [ 追加重量 20Kg ]
- 個数製の場合 -
[ 規定個数 1個 ]

- 個数製の場合 -
[ 規定重量 20Kg ]
保安検査を
受けて
保安検査場
国内線 羽田空港のみ、保安検査場直結
ANA PREMIUM CHECK-IN

その他の空港は、一般保安検査場
一般保安検査場
国際線 優先保安検査場( プライオリティレーン ) 一般保安検査場
ラウンジを
利用して
航空会社の
ラウンジ
( 無料 )
国内線 ANA LOUNGE ANA LOUNGE 利用不可
だが、
2アップグレードポイント
または、1,000マイル
または、ANA プラチナカード
( または、有償 ) で利用可
ANA LOUNGE 利用不可
( だが、有償利用可 )
国際線 ANA LOUNGE

スターアライアンス加盟
航空会社のラウンジ
ANA LOUNGE 利用不可
だが、
羽田, 成田, 関空, ホノルルは
3アップグレードポイント
または、4,000マイル
( または、有償 ) で利用可

スターアライアンス加盟
航空会社のラウンジは
利用不可
ANA LOUNGE 利用不可

( だが、羽田, 成田, 関空,
ホノルルは、有償利用可 )

スターアライアンス加盟
航空会社のラウンジは
利用不可
搭乗して
搭乗
国内線 優先搭乗(ダイヤモンドの次)  一般搭乗
国際線 優先搭乗(ダイヤモンドの次)  一般搭乗
荷物を
受け取って
荷物受け取り
国内線 優先受け取り〈PRIORITY〉マークを
手荷物タグに印字
国際線 スター アライアンスの優先タグ
マイルが
加算されて
マイル加算
(積算率)
注)-------------
SFC会員の
- プラチナ -
- ブロンズ -
- 一般会員 -
は、もう1つの
会員ステータスの
ことです。
----------------
ANA プラチナ
1年目 95%加算
2年目 105%加算
ANA ゴールド, 一般,
もしくは、ANAカード無し
1年目 90%加算
2年目 100%加算
- プラチナ -
ANA SFC 一般,
ゴールド, プレミアム
1年目 95%加算
2年目 105%加算

- ブロンズ -
ANA SFC プレミアム
1年目 50%加算
2年目 55%加算
ANA SFC
ゴールド, 一般
1年目 45%加算
2年目 55%加算

- 一般会員 -
ANA SFC プレミアム
50%
ANA SFC ゴールド
40%
ANA SFC 一般
30%
ANA プレミアム
1年目 50%加算
2年目 55%加算
ANA ゴールド, 一般,
もしくは、ANAカード無し
1年目 45%加算
2年目 55%加算
ANA プレミアム
50%
ANA ゴールド
25%
ANA 一般
10%
マイル加算(積算率)について、説明を追記しておきます。
ANAに搭乗すれば、(ANAの規定によるマイル)が加算されます。それとは別に、,(ANAの規定によるマイル)×(ANAステイタスの
加算率)のボーナスマイルが加算されます。
ダブルステイタス(SFC会員は該当)の場合は、常にSFC会員のステータスのマイルが加算され、SFC会員でない場合は、該当する
各ステータスの積算率で加算されます。この積算率は、各ANAカード( ANAのサイトでメインカードにしているカード ) による
規定の積算率です。
簡単に言えば、SFC会員の方は、SFC会員の積算率をご覧下さい。
SFC会員以外ではない方は、プラチナ, ブロンズ, 一般会員のステータスの列をご覧下さい。
尚、ANA便以外では、( ANAステイタスの加算率 ) はゼロになりますから、ボーナスマイルは加算されません。
毎年、何か
特典が付いて
ボーナスマイル
ブロンズ以上のステータスで、ANA ゴールド, もしく、ANA SFC ゴールドを所持していれば、
継続時に、クレジットカードの継続ボーナスとは別に、特別ボーナスマイル2,000マイルが
積算されます。
無し
ANAのサイトで、必ず、お持ちの最上位カードをメインカードに設定しておいて下さい。
優遇に費用が
かからなければ
尚良い
優遇の費用
無料 有料
( SFCの年会費 ) 
無料 無料
( 優遇されていない )
 この表は、複雑に見えるかも知れませんが、それだけANAのサービス内容も多岐にわたっています。これでも、できる限りまとめたつもりです。冷静に眺めれば、各ステータスのメリットをご理解頂けるはずです。
 SFC会員は、ANAの規定(年間50,000pp 内、50%以上ANA便の利用)を満たして、SFC対応のクレジットカードを作るとライフタイムで会員になれますが、SFC会員の優遇は、ある意味、金で買っているとも言えなくもありません。
 2019年は、SFC会員の優遇が大きく制限されました。
 今後SFC修行でSFC会員になろうとお考えの方は、無駄な費用を限界まで削減する方法で臨む必要があります。
 SFC会員の優遇の内、大きくメリットがありそうなのは右の表になります。その優遇の価値(私が出してもよいと感じる値段)を加えて表にしてみました。
No, SFC会員のメリット 国内線 国際線
1 座席があれば、アップグレードポイントかマイルでアップグレードできる ※1 0円 ※1 0円
2 国際線は、エコノミークラスでもプレエコのチェックインカウンターを利用出来る 200円
3 預け荷物の個数(重量)制限が緩和される ※2 0円 3,000円
4 保安検査は、優先保安検査場 プライオリティレーン)を利用出来る ※3 50円 100円
5 ANA LOUNGE や、スターアライアンス系列の航空会社のラウンジを利用出来る 500円 2,000円
6 優先搭乗で乗れる  ※4 50円 ※4 100円
7 預け荷物を優先で受け取れる ※5 0円 200円
※1 アップグレードポイントとマイルを使っている以上、0円です。
※2 国内線はSkip, 国内線利用は、私は荷物を預けたことがありません。
※3 国内線は、羽田空港しかない。
※4 私の希望は通路側。優先搭乗で乗っても、2回立つことになりますが・・・
※5 国内利用線は、私は荷物を預けたことがありません。
国内線
合計
国際線
合計
600円 5,600円
 SFC会員のメリットは、これ位しかありません。以前は、空席があれば、国際線はプレミアムエコノミーにアップグレードしてくれましたし、昔はスターアライアンス系列の他の航空会社の上級会員であっても、ANAのビジネスクラスに乗せてもらったこともありますが、エコノミークラスの座席有料が、SFC会員にまで盛り込まれると、正直、「まいったなぁ。」と思ってしまいます。
 私は国際線で出張に行く際は、毎年チェックインバッケージのオーバーチャージで悩まされますが、そういうフライトに限って、しばしば航空券の予約段階から、ビジネスクラスの空席がほぼないことがあります。こういった時は、外国の航空会社を利用している時ですが、SFC会員(スターアライアンスのゴールド)ですと、チェックイン時に、重量超過に対してかなり甘くなります。外国の航空会社の方が、「エコノミークラス以外の搭乗者や上級会員を優遇すべきだ。」という考え方が強いようで、それを分かった上で、その恩恵を受けられるように航空券を購入しています。私がSFC修行をした一番の理由は、「スターアライアンスゴールドを生涯継続したかった。」からです。荷物が呆れる程多いですから・・・
 これから、SFC会員を目指す, もしくは継続している人は、自分自身のメリットを考えていくしかないでしょう。
 私のSFC修行の総費用は、604,515円( 航空券代:495,502円+交通費と宿泊費:109,713円 )ですが、本サイトのSFC修行記からもわかるように、約半分は、一生懸命遊びに行きました。自分に都合が良いように色々な理由付けをしたのですから、「ただの遊びだろ。」と言われても、言い訳のしようがありません。結果がどうであれ、結局、理由を付けて遊びに行っていたに過ぎません。が、正直なところです。
 それならば、SFC修行の半分は、ただの遊び(観光)で費やされたとすると、本当のSFC修行の費用は、302,257円の割り振りになります。ここで、SFC会員のメリットで自分本位で算出した、国際線1レグ辺りのメリットが5,600円とすると、年間にスターアライアンス系列の航空会社に少なくとも6回/年乗るとすると、5,600 × 6 = 28,000 円/年, 302,257 ÷ 28,000 = 10.79 年, 今54歳の私が、2020年から回収を始めると、66歳までには元が取れそうです。ギリギリとも言えますし、「まあ、元を取るのは余裕じやないかな?」 と思ったりもします。
 要するに、ついで半分/目的半分。「SFC修行に費やした総額の半分が、真のSFC修行に費やした費用です。」と、出費の起因を切り分けてしまえば、「それでいいんじゃないかな。」と思えてきます。「全ての費用を回収しよう。」と言い出したら、既にそのプランは成り立たないでしょう。まあ、考え方の問題です。

今ここで、SFC(スーパーフライヤーズカード)の申請期間を正確に理解しましょう

 SFC修行始める時期、フライトスケジュールは、全てSFCの申請期間からの逆算で決まります。
 それなのに、正確なSFCの申請期間を間違って解釈している人がけっこういます。私の知る限りでも、SFC修行が完了してからSFCを申し込むまで、間違いに気づかなかった人もいます。「バカですよねぇ。ダメダメですよねぇ。」 --- ソイツが私なんですけどね。(大笑い)
 大丈夫です。あなたはこのコラムで完璧に正確なSFCの申請期間を理解できますから。

● SFC修行の期間

 これは誰でもわかっているでしょう。
SFC修行の期間
毎年、1月1日~12月31日 まで
 12月31日のフライトでも問題はありませんが、予期せぬ事態に備えて、マージンを設けましょうか。予期せぬ事態は、病気, 入院, 出張, 冠婚葬祭, そして、累積ppの見込み計算ミス などなど、誰でも起こり得る可能性があります。
 それなら、以下のように考えておけば良いでしょう。
第1マージン
1月1日~10月31日 までに、45,000pp を突破する
第2マージン
1月1日~11月30日 までに、50,000pp を突破する
 このように計画しておけば、SFC修行中に予期せぬ問題が起きても回避できます。マージンを削っていくと、結局ストレスが溜まりますし、一般に12月は、何かバタバタしそうな予感がする年末ですから、11月には50,000ppを超えるイメージを保ちつつ、SFC修行を行えば、忙しい人でも安全です。

● SFCの申請期間

 直感的で分かり易い表を作りました。ご覧下さい。
No, SFC修行 開始年 SFC修行 開始年の翌年 SFC修行
開始年の
翌々年
1 SFC修行を
1月1日~12月31日
で 達成した場合
SFC修行
期間
SFC(スーパーフライヤーズカード)
申請期間
1
2
3
4


4


4


5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
プラチナ
ではない

ブロンズ

一般会員
プラチナ
事前
サービス
の期間
プラチナサービスの期間
●●● SFC申請期間 ●●●
プラチナステータスの期間 = SFC申請期間
プラチナ事前サービスの期間も、プラチナサービスの期間も、
プラチナステータスの期間
2 SFC修行を
1月1日~4月上旬
で 達成した場合
SFC修行
期間
SFC(スーパーフライヤーズカード)
申請期間
1
2
3



4


4


5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
プラチナ
ではない

ブロンズ

一般会員
プラチナ事前サービスの期間 プラチナサービスの期間
●●● SFC(スーパーフライヤーズカード)申請期間 ●●●
プラチナステータスの期間 = SFC(スーパーフライヤーズカード)申請期間
プラチナ事前サービスの期間も、プラチナサービスの期間も、プラチナステータスの期間
3 SFC修行を
1月1日~3月中
で 達成した場合
SFC修行
期間

SFC(スーパーフライヤーズカード)
申請期間
1
2
3



4


4


5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
プラチナ
ではない

ブロンズ

一般会員
プラチナ事前サービスの期間 プラチナサービスの期間
●●● SFC(スーパーフライヤーズカード)申請期間 ●●●
プラチナステータスの期間 = SFC(スーパーフライヤーズカード)申請期間
プラチナ事前サービスの期間も、プラチナサービスの期間も、プラチナステータスの期間
 この図でお分かりのように、SFC修行を達成すると、プラチナステータスになります。(ANAのサイトの表示が変わります。)
 プラチナステータスの期間は、[ プラチナ事前サービスの期間 ] + [ プラチナサービス ]の期間です。そして、SFC申請期間です。ここで、[ プラチナサービスの期間 ] = [ SFC申請期間 ] であり、SFCの申請は、最低でも15ヶ月間の余裕をもって、行うことが出来ます。
 ここで、プラチナサービスの期間は常に固定されており、翌年の4月1日~翌々年の3月31日までですが、期間が変動するのは、プラチナ事前サービスの期間で、SFC修行が表のNo, 1のように、12月31日に達成すれば、プラチナ事前サービスの期間は1月1日~3月31日になりますが、表のNo, 2のように、4月の上旬に達成なら、4月の中旬からプラチナ事前サービスが始まります。
 それでは、なぜ4月中旬だけが赤色なのか? この理由は、プラチナ事前サーブスは、プラチナサービスの前年の4月中旬までしか引き延ばせないからです。ですから、表のNo, 3のように、3月中にSFCを達成してしまうと、4月上旬はプラチナ事前サービスが始まらず(ANAのサイトも反映されず)、4月中旬まで待機になってしまいます。
 極端な話、国際線のファーストクラスに搭乗しまくって、1月中に50,000ppを超えてしまった人ですと、2月, 3月, 4月の上旬は、プラチナ事前サービス待ちのまま(ずっと昇格なく、1月1日のステータスのまま)、待機になってしまいます。こういう言い方で宜しいでしょうか? 「ルールはルールです。ステータス昇格(SFC申請)は、事前サービス開始日までお待ち下さい。」
 ウルトラ完結に、SFC(スーパーフライヤーズカード)の申請は何時やればいいのか? は、以下です。
SFC(スーパーフライヤーズカード)の申請は、何時やればいいのか?
あなたがプラチナステータスでいる間に申請して下さい
 SFC修行達成後のプラチナステータスは、何時から何時まで? は以下です。
SFC修行達成後のプラチナステータス は、何時から何時まで?
SFC修行達成後、ANAサイトの表示がプラチナに変わってから~翌々年の3月31日までです。
( 最長23.5ヵ月間~最短15ヵ月間です。)
 ですから、SFC修行中は、年内に50,000pp稼ぐことだけに集中して、SFCのことを考える必要はありません。SFC修行中は、スケジュール管理(SFC修行だけやっているわけではありませんので。)で手一杯になりますから、SFC修行を達成してから、時間をかけてSFCをどのカードにするか、のんびり考えれば良いのです。但し、あなたが一般会員かブロンズ会員としてSFC修行を始めるのであれば、4月の中旬までは、獲得ppは30,000pp以下に抑えるべきです。なぜかは以下に説明しますが、そうしないと、あなたが損をするからです。

多くの方が気づかない、マイルを損するかも知れない真実! ここで、しっかり説明しておきます

 SFC修行を行う際に、多くの方が気づかずに"損をしている"ことがあります。「たいしたことはない。」と言えば、たいしたことはありませんが、事前にからくり(ANAの事前サービスのシステム)を知っていれば、あなたはマイルを損することはありません。私は見事に気づかずに、マイルを損してしまいましたが・・・
 上のSFC申請期間を説明する大きな表のNo, 2を、今一度ご覧下さい。青のSFC修行期間は、プラチナではない ブロンズか一般会員 とありますが、1年間でプラチナを獲得する為には、以下の2パターンがあります。
No, パターン
1 [ 昨年のANAの搭乗搭乗実績で、今年はブロンズでスタート ] → [ プラチナに昇格 ]
2 [ 一版会員 ] → [ ブロンズ ] → [ プチチナに昇格 ]
 ここで、知っておかなければならない事を、以下の表にまとめます。この表のポイントは、「4月上旬までにステータスをアップしてしまうと、そのステータスアップ後のフライトは、4発中旬のフライトまで、取得マイルに損失が生じますよ。」 とご説明しているところにあります。← 「そんなこと、言葉で言われなきゃわからないよ。」って思われるでしょうから、今、こうしてご説明しているのです。
 本件も、文章で説明すると、お読みになる方は訳が分からなくなってしまいますので、表に分かり易くまとめました。
No, パターン ANAサイト

メインカード
4月上旬までに
昇格した場合
4月中旬以降に
昇格した場合
4月上旬までに
②にステータスアップした場合の
獲得マイルの損失
スタート ステータス
アップ後
② の
ステータス分の
マイル加算
② の
ステータス分の
マイル加算
1 一般会員 ブロンズ ANAマイレージクラブカード
(クレジットカード以外)
0% 45% 搭乗分の 45% × フライトマイル
ANA 一般カード 10% 45% 搭乗分の (45-10)% × フライトマイル
ANA ゴールドカード 25% 45% 搭乗分の (45-25)% × フライトマイル
ANA プラチナカード 50% 50% 無し
2 一般会員 プラチナ ANAマイレージクラブカード
(クレジットカード以外)
0% 90% ブロンズでの搭乗分の 45% × (10,000~20,000)マイル

プラチナでの搭乗分 90% × フライトマイル
※1
ANA 一般カード 10% 90% ブロンズでの搭乗分の (45-10)% × (10,000~20,000)マイル

プラチナでの搭乗分 (90-10)% × フライトマイル
※1
ANA ゴールドカード 25% 90% ブロンズでの搭乗分の (45-25)% × (10,000~20,000)マイル

プラチナでの搭乗分 (90-25)% × フライトマイル
※1
ANA プラチナカード 50% 90% プラチナでの搭乗分 (90-50)% × フライトマイル
3 ブロンズ プラチナ ANAマイレージクラブカード
(クレジットカード以外)
45% 90% プラチナでの搭乗分 (90-45)% × フライトマイル
ANA 一般カード 45% 90% プラチナでの搭乗分 (90-45)% × フライトマイル
ANA ゴールドカード 45% 90% プラチナでの搭乗分 (90-45)% × フライトマイル
ANA プラチナカード 50% 90% プラチナでの搭乗分 (90-50)% × フライトマイル
※1    [ ブロンズでの搭乗分の ○○% × (10,000~20,000)マイル ] はボーナスマイルを考慮していませんので、最大で、(15,000~30,000)マイルになることがあります。
 SFC修行僧の大半は、No,1 で引っかかる可能性があります。SFC修行開始初期から計画的に飛ぶ人は、4月の中旬までは、獲得ppが30,000pp以下になるように、計画して下さい。
 この表を眺めていると分かりますが、No, 2の状態ですと、ズタボロ状態です。プラチナ事前サービスは、プラチナサービス開始の前年の4月中旬までしか延長出来ません。→ 4月上旬以前にステータスをアップするだけのフライトをこなした場合、4月中旬まで、ステータスアップしませんから、ANAサイトのあなたのマイルは、ステータスアップしないままのマイルしか加算しかされません。
 こうなった時は、ANAサイトであなたのマイルとppが加算されているのに、ステータス表示が変わりませんから、「おかしいな。」と思って調べ出すと、ようやく、この表の真実に気づく事になります。
 私の場合、SFC修行中はこの表の真実に気づきもせず、国内線3レグ, 国際線1レグで、計1,726マイルを損しました。まあ、pp稼ぎには影響はありませんが、うっかり30,000pp以上飛んでしまうと、1月1日時点のステータスのマイル積算率が低いままのマイルしか加算されません。気を付けて下さいね。
 間違っても4月中旬までは、[ 一般会員 ] から [ プラチナ ] のダブルステータスアップはしないようにしましょう。そんなことをすれば、10.000~20,000マイルは消えて無くなりますから。

● 上の表を理解して、対策を施すのは簡単です

 4月中旬までは、30,000pp や 50,000pp になるまで、飛ばなきゃいいのです。急な出張は別として、原則、4月中旬以後のフライトで、30,000pp や 50,000pp を超えるように飛んで下さい。このマイル損失のからくりを知っているのですから、知った上で損をすることは無いでしょう。

SFC達成 = プラチナなら、40,000pp以上をANAにしておくべき

 初めに、40,000pp以上をANAにしておくべきと言いつつ、逆の考え方もありますので、一応書いておきます。25,000ppをエアチャイナにすれば安価でSFC修行が完結します。
  この方法は、以下のプランが組めます。
 ① 日本発券のエアチャイナのビジネスクラスでNRT(成田)-PEK(北京)-KUL(クアラルンプール)を往復すると
   11,714pp獲得(航空券代:13万円位を探す)ですから、2往復すれば23,418pp獲得できます。
 ② マレーシア発券のANAのプレエコで、KUL-HND(羽田)-OKA(那覇)を往復すると11,744pp(9万円位)獲得
   ですから、2往復すれば23,488pp獲得できます。
 ③ もう1ルート 国内発券でOKA-HNDを往復すると2,592pp(2万円位)獲得ですから、2往復すれば5,904
   獲得できます。
 後は、①+②+③ = 26,050pp(24万円位)なので、2回同じ事をやれば、52,100pp(48万円位)です。
 つまり、エアチャイナ ビジネス [ NRT-PEK-KUL ] + ANA プレエコ [ KUL-HND-OKA ] + ANA [ OKA-HND ] の往復を2セットこなせば、贅沢な修行で、SFC修行を達成。KULとOKAの乗り継ぎを上手く合わせられれば、現地滞在費もほとんどかからず、HNDから自宅に戻って休養できます。
 一度SFC修行を経験すると、要領がつかめてきます。ところで、①+②+③ の往復を2セットやると、ANA運航分のppは、26,682ppしかありません。それでも、「SFC修行達成。これで善し!」と結論付けてしまえば、プレミアムポイントを8ポイントもらって、それで終了にする手もあります。

=== 一応、言うべきことはいいましたので、以下は、一般論の正論のお話です。===

 アップグレードポイントは、SFC修行を達成した翌年の4月1日~翌々年の3月31日まで有効なポイントであり、翌々年の4月1日には消滅してしまいます。SFC修行を夏休み前に達成してしまうと、待っている時間が長いですねぇ・・・
 2019年8月末までは、国際線で空席があれば、SFC会員はプレエコに無料でアックグレードしてもらえました。これがSFC会員にとって最大のメリットだったのですが、今後は、プレエコに無料でアックグレードしてもらえなくなりました。プレエコやビジネスにアップグレードするには、ANA上級会員だけに支給されるアップグレードポイントを使うか、手持ちのマイルを使うしかありません。
 ここで、ANA上級会員が毎年もらえるアップグレードポイントの話になりますが、もらえるアップグレードポイントは、主として、毎年1月1日~12月31日の搭乗分の獲得ppに対して、翌年4月1日~翌々年3月31日に使えるプレミアムポイントが支給されます。毎年の獲得ppに対する支給プレミアムポイントは、以下になります。
 ここで、30,000~39,999ppまでは10ポイント, 40,000~79,999ppまでなら20ポイントですから、SFC修行を達成した人であれば、40,000~79,999ppまでの20ポイントをなんとかして獲得しておきたいものです。
 ぶっちゃけ、プレエコの無料アップグレードがなくなった今、このプレミアムポイントをしっかり押さえておかないと、SFC修行に費やした費用の元が取れません。
 私のSFC修行(2019年)は、エアチャイナを利用しましたので、今、私のppは 50,703pp, 内、エアチャイナ分が 11,714pp なので、ANA運航分のppは、38,989pp で 1,011pp 足りません。
 そうですか。そうですか。いいですよ。いいですよ。プレミアムポイント10ポイントの為に、真冬に沖縄に行って来ますから・・・ こういうのを アップグレードポイント修行, UP修行 って言うのかな? 言わないでしょうね。手持ちマイルをANA SKYコインに替えてANAの航空券を購入してOKA(那覇)に飛びますが、なんか、マイルの無駄使い。
 しかし、今後SFC会員は、プレミアムポイントを頼りにせざろう得ませんから、SFC修行は、基本的にANA運航便だけで40,000ppを超えるようにプランニングした方が良いでしょうね。SFC修行を達成しても、その結果がラウンジを使えるだけでは心もとありませんので、40,000ppが見えているのなら、飛ぶしかないでしょう。

初年度年会費無料のANAカードは、作っておくべきです

 本ページの説明でお分かり頂けたと思いますが、SFC会員とは、SFC(スーパーフライヤーズ カード)というクレジットカードを所持するこにのよって、SFC会員としてのメリットを享受受けることが出来ます。
 そして、SFCの中で人気ナンバーワンは、三井住友VISAカードが発行しているスーパーフライヤーズゴールドカード VISA です。そして、やっぱり三井住友VISAカードのゴールドカードというのは、一般カードより高めの審査基準です。審査に通らない人もそれなりにいるわけです。
 そして、もう一つの対抗馬は、JCBが発行しているスーパーフライヤーズゴールドカード JCB です。VISAとJCBは同スペックに見えますが、スーパーフライヤーズゴールドカード JCBには、国内線/海外線共に有効な、航空機遅延保険が付帯しています。これが、人気を二分する要素です。
 三井住友VISAカードもJCBも、初年度年会費無料のANA一般カードとANA提携カードを発行していますから、将来的なSFC発行を見据えて、取得難易度の低い、好みの初年度年会費ゼロ円のANA提携カードを作ってから、SFC修行に臨むべきです。SFC修行中にこれらのANA提携カードを使い続ければ、SFC修行を達成する頃には、一応のクレヒス(クレジットヒストリー)が積み上げられているはずです。
 そして、無料で作ったANA提携カードでも、ANAに搭乗すると、ちゃんと搭乗ボーナスマイルが加算されますから、一石二鳥です。また、ANA提携カードの入会ボーナスマイルももらえますから、元来ANAカードは、最初から一石三鳥なんですけどね。
 三井住友VISAカードやJCBのクレヒスが全くない人では、いきなりゴールドカードの発行は難しいですから、ANA提携カードをしばらく使い続けていれば、三井住友VISAカードでもJCBでも、ゴールドカードの審査はそれだけすんなり行くでしょう。
 「SFC修行を始める前に、三井住友VISAカードやJCBへの仕込みはOKですか?」 ってことです。