フライトプランのオプティマイズ(最適化)
 このページが、本サイトのタイトル SFC修行 Optimaizer の核心です。私がSFC修行を始めた後に、私が知識半分でこしらえたプランが、「全然ダメダメじゃないか?」と思い出しました。結果的(周りの評価的)には、全然ダメダメではなかったのですが、いすぜにしても消化不良です。私にとっては「たいしてイケてない。」という結果です。
 そして、自らのSFC修行を振り返って、このサイトのタイトルは、"ゼロから始めるSFC修行"ではダメだと思い、タイトルをSFC修行Optimizer(SFC修行の最適化)に変えて、サブタイを"じり貧にならないSFC修行の最適化を追求する"としたわけです。
 正直、SFC修行を進めるにわたり、「オレ、じり貧になるんじゃないかな?」という懸念がありました。プラン自体は、SFC修行を始めた当初に計画したままで進めて、途中からプラン変更はしなかった(もう、計画的を購入してしまっている。)のですが、結果はそれなりに付いてきました。しかし、納得がいかないプランなのが正直なところですから、その反動として、このサイトに本ページがあるわけです。

このページでご説明するに辺り、私が導き出した結論を言ってしまいましょう

① SFC修行はやるべきです。
 頭の中に、SFC会員の優遇サービスが記憶が残っている人にとっては、SFC会員にならないと、結局納得しません。こんなことを考えている時間は、ただのストレスの蓄積にしかならず、SFC会員になることをずっと考えていても、それは時間の無駄で、自分のプライベートがつまらないものになって、尚且つ、自分の集中力の妨げになってしまいます。
 「あなたは、SFC修行を何時間考えましたが?100時間ですか? 200時間ですか? 300時間ですか?」 --- これを第三者的に見ると、あなたは、とてつもない時間を無駄にしているのではありませんか? あなたにも色々都合があるのでしょうが、さっさとSFC修行を済ませてしまえば、それで済むでしょ。--- それで、終了!!!にすれば、あなたは他のことに有効に時間を使えるじゃないですか。そういうことですよ。
② SFC修行は、始めて一ヶ月以内に90% (45,000pp) 以上のフライトプランを練って、まとめておくべきです。
 必要な航空券を直ぐに買う/買わないは別として、45,000pp(90%)以上のプランはまとめておくべきです。プランを練れば、何処で宿泊しなければ繋げないかが見えてきます。特に国際線でSFC修行を行なう場合、現地のホテルの調査, 手配, そして、現地公共交通機関の調査, 必要に応じて手配に莫大な時間を費やします。これらを何時までも続けていると、仕事や普段の生活に支障がでます。
 ですから、これらを1ヶ月以内にプランニングをしっかりイメージ出来るようにまとめて(例えば、エクセル等でまとめて)、航空券やホテルを何時でも手配出来るようにしておくべきです。毎回、事ある毎にゼロからそれをやると、時間を取られて、他の事が出来なくなります。最初から90%のプランがまとまっていれば、プラン変更も、かなり楽です。
 「バーゲンの航空券が手に入りそうだから。」とか、「出張でANAに乗るからとか。」とか、必要に応じて、初期プランは変更する必要性が生じてきます。問題は、その際の時間の割り振りです。最初から90%以上のプランを考えておかないと、特に国際線でのSFC修行では、プランの調査で、毎晩何時間もサイト回覧で調査を続けることになってしまいます。
 いずれにしても、早い段階で90%以上のプランニングを済ませていないと、行き当たりばったりのSFC修行になってしまいますし、更に日々ルート検討とホテル調査で、自由時間がなくなってしまいます。--- 国際線SFC修行をすると、ホントにそうなりますけど・・・
③ SFC修行は、国内線修行で完結させるべきで、国際線は使うべきではありません。
 今や、10円/ppを割る国際線は、KUL(クアラルンプール)-HND(羽田) 線位のものです。出張で海外に行かなければならなかったり、観光で行きたいところがないのであれば、国内線修行でSFC修行を完結させた方が、断然安上がりです。既に、SFC会員の無償プレエコアップグレードはなくなってしまったのですから、SFC修行に支払った代償は、そう簡単には回収出来ません。SFC修行の総費用は、可能な限り安く抑えるべきです。もしくは、私が言う"新約"SFC修行を行うしかありません。
 それに、国際線SFC修行に比べると、国内線SFC修行のプランニングは極めて楽です。楽 = 時間を取られないので、SFC修行を始めると気付きますが、空港との往復+飛行機に乗っている時間よりも、SFC修行のプランニングをしている時間の方が遙かに長い時間を費やしています。検討の時間ばかりかかって、更に費用が多くかかるのが国際線SFC修行です。一般に、国内線SFC修行なら航空券代は40万円程度でしょう。国際線SFC修行だと60万円程かかりますから、国際線を使うのは、効率がよい方法ではありません。
④ ANAが、SFC修行僧を煙たがっているのはわかっています。
 ANAのSFC会員は、もう増えすぎてしまって、ANAは社内的にSFC修行僧を煙たがっています。JALと比べると、CAさんの対応が明らかに違います。JALのCAさんだと、「JGC会員になる為に飛んでいます。」って言うと、この路線「修行している人多いんですよ。」ってにこやかな会話が続きますし、発券カウンターのJALスタッフもそうですが、「先日もいらっしゃいましたね。」ってにこやかになるのですが、ANAのCAさんは、SFC修行僧だとわかると、とたんに無口になります。
 あのぉ、ANA内で、変な教育をしていませんか? 「SFCには関わってはいけません。話をしてはいけません。」って、CAさんやANAスタッフにそういう教育をすると、皆、頭のいい従順な小娘ですから、一生懸命言われたことを守っちゃうでしょ。ANAとJAL、両者の歓迎の度合いが天と地程差があるんですけど、これは、なんとかならないかな?

それでも国際線でSFC修行をやる方へ

 それでも、国際線SFC修行をやる人はやります。理由は、SFC修行が短期間で終わるからと、ネット上で、国際線SFC修行を安く完結させた人の記事を読んで、「自分にも出来る。」と思ってしまうからです。国際線を活用すると、SFC修行が短期間で終わるのは、確かにその通りです。それだけ、プランニングをしっかり固めなければなりませんが。
 ただですね。注意して頂きたいのですが、あたかも国際線でSFC修行を安く終わらせたような書き方をしている人は、本当に飛んでいるかは、分からないですからね。ANAやスターアライアンス系列の航空会社ののサイトを突きまくって、円/ppが安いフライトパターンを見つけてブログ記事を書いているだけだったり、毎年SFC修行をしている(プラチナ修行やDIA修行をしている)、趣味が海外旅行の人がSFC修行の名の下に記事を書いているだけかも知れません。
 特に海外発券で、どうやって起点(スタート地点)に行くの? がハッキリしていない人は、色々な航空会社の上級会員で、10万マイル以上をプールしている人もいますから、そういう人のSFC修行のやり方を普通の人がまねるのは到底無理です。
 ここまでお話させて頂いて、現実的に航空券が安くなって、時差が少なく海外発券の航空券を活用しやすい国際線SFC修行は、シンガポール発券のSIN(シンガポール)起点とマレーシア発券のKUL(クアラルンプール)起点しかないと思います。それに、既にシンガポール発券は、もう安くはありません。SIN起点やSYD(シドニー)起点で国際線SFC修行を行なうには、ANAのセールの航空券でSINやSYDに飛ばなけれな、安いプランにはなりませんし、ANAのセールの航空券を待っていたら、それまで50,000pp獲得のプランを絞り込めないので、そのフライト以外の航空券を高値で買ってしまったら、意味がないと思うのですが・・・

まずは、マレーシア発券 KUL(クアラルンプール)を起点にする検討

 以下は、2019年12月23日にANAのサイトで、2020年3月27日スタートのマレーシア発券で表示させたKUL起点の航空券代を表にしたものです。最初にANAのサイトでKUL-HND(羽田)の単純往復の航空券代を表示させておけば、各々のフライトの料金を比較できます。購入する前に、単純往復の航空券の料金をメモして、往路と復路の料金をメモしてから、航空券を購入すれば、後々、各フライトの航空券代が分からなくなることはありません。--- そうしておかないと、後々航空券代が分からなくなりますよ。
 問題は、どうやって最初にKULに飛ぶかですが、SkyTeamか、onworldの手持ちのマイルを活用して航空券を用意すれば安上がりです。そして、その日程内を①~④を挟んでしまうのが常套手段でしょう。手持ちのマイルが足らない時は、KULに行く片道の航空券だけ用意して、最後のKUL→日本は、LCCのAirAsia Xの航空券で戻ってくれば安上がりです。AirAsia Xの航空券は、KUL発は、日本初の半値以下です。それを知っていれば、海外発券でのフライトプランを組みやすくなります。
 それでは、国際線SFC修行は、国内線SFC修行に比べて、得なのか、損なのかは(損ですけどね)、以下の円/ppをご覧下さればわかります。1セットで10円/ppを切らなければ、今の私の考えではやる意味はありません。私はその理解が甘いままSFC修行を完結させてしまいましたので、トータルの成果は、10円/pp以下ギリギリに終わっています。
 マレーシア発券は、手頃なプレエコ(プレミアムエコノミー)の海外発券の中で、国内線乗継を活用すれば、積算率が高いまま10円/ppを大きく割り込みますので、なんとかSFC修行に使えると判定出来る地域です。(もう、マレーシア以外では、ほぼダメでしょう。)そして、 海外発券で円/ppを良い形で稼ぐ方法は、プレエコに搭乗するしかありません。
 以下は、全てプレエコでの発券による航空券代です。
搭乗クラス

国内区間は
全て(Y)
No, 判定
ルートと時間 KUL-HND
3/27 14:15-22:05
- - HND-KUL
3/29 23:30-06:00(+1) 
項目 SUM
Flex Plus
(C)
航空券代 120,430円 59,660円 - - 60,770円 ×
プレミアムポイント 10,814pp 5,407pp - - 5,407pp
円/pp 11.13円/pp 11.03pp - - 11.23pp
Basic Plus
(E)
航空券代 117,010円  58,060円 - - 59,070円
プレミアムポイント 10,814pp 5,407pp - - 5,407pp
円/pp 10.08円/pp 10.73円/pp - - 10.92円/pp
搭乗クラス

国内区間は
全て(Y)
No, 判定
ルートと時間 KUL-HND
3/27 14:15-22:05
HND-ISG
3/28 06:10-09:25
ISG-HND
3/28 15:40-18:20
HND-KUL
3/29 23:30-06:00(+1) 
項目 SUM
Flex Plus
(C)
航空券代 134,210円 59,660円 6,990円 6,890円 60,770円
プレミアムポイント 15,710pp 5,407pp 2,448pp 2,448pp 5,407pp
円/pp 8.54円/pp 11.03pp 2.85円/pp 2.81円/pp 11.23pp
Basic Plus
(E)
航空券代 131,010円 58,060円 6,890円 6,790円 59,070円
プレミアムポイント 15,710pp 5,407pp 2,448pp 2,448pp 5,407pp
円/pp 8.33円/pp 10.73円/pp 2.81円/pp 2.77円/pp 10.92円/pp
搭乗クラス

国内区間は
全て(Y)
No, 判定
ルートと時間 KUL-HND
3/27 14:15-22:05
HND-OKA
3/28 06:40-09:25
OKA-HND
3/29 16:30-18:55
HND-KUL
3/29 23:30-06:00(+1) 
項目 SUM
Flex Plus
(C)
航空券代 134,340円 59,660円 7,010円 6,900円 60,770円
プレミアムポイント 14,750pp 5,407pp 1,968pp 1,968pp 5,407pp
円/pp 9.10円/pp 11.03pp 3.56円/pp 3.50円/pp 11.23pp
Basic Plus
(E)
航空券代 131,140円 58,060円 7,010円 7,000円 59,070円
プレミアムポイント 14,750pp 5,407pp 1,968pp 1,968pp 5,407pp
円/pp 8.89円/pp 10.73円/pp 3.56円/pp 3.55円/pp 10.92円/pp
 搭乗クラス: Flex Plus(C) と Basic Plus(E) は、共にppの積算率100%でほぼ同じクラスです。獲得ppの差はなく、Basic Plus(E) の方が少し得です。これらの搭乗クラスの下に安価な Basic(N) があり、ppの積算率が70%になります。この表に入れていないのは、割当のある便が限られているようで(?)、国内線乗継を別に考えなければならないからです。
 この表では、ANAの国際線でのフライトがSIN(シンガポール)を経由しないで、直行便でKULに飛ぶフライトに限定して、尚且つ、NRT(成田)乗り継ぎにならないフライトに限定しています。尚、目的地がOKA(那覇)の場合は、NRT(成田)で当日乗継が出来ます。ISGの場合は無理です。いずれにしても、KUL-HND便にしないと比較できませんので、この表では、KUL-HND-OKA(那覇)とKUL-HND-ISG(石垣)で、比較が出来るようにしてあります。
 また、なぜOKAとISGを比較するかですが、この表では、ISGは観光無し。同日戻りの完全ISGタッチの日程。OKAは現地泊一泊ですが、私が申し上げたいことは、「目的地をICGとOKAにする場合のppの差は、960pp. そして、OKAの方が宿泊費も交通費も食事代も、全て安いです。(というか、石垣の物価が高いのです。) だったら、計画的に貯めるppに余裕があるのなら、OKAに行った方がいいんじゃないですか?」 という意味で、表で比較出来るようにしてあります。
 ちなみにISGは、同日戻りの完全ISGタッチにして、ISGの空港内で食事を済ませて戻ってくるか、最適でもレンタカーを借りて、最低でも2泊3日以上滞在しないと、全く観光ができません。これは、"経験者語る。"と思って下さい。ISGは3泊4日以上で、観光目的で予定を組んで、SFC修行とは関係なく遊ぶに行った方が良いでしょう。ISGは、短時間で観光するには、相当に無理かがります。それをやるなら、OKAの方が楽です。
 また、私は本サイトで申し上げていますが、「これからは、"新約"SFC修行として、観光主体のSFC修行を考えていくべき。」と思っていますので、観光の為に上の表のスケジュールを変えるなら、①+② --- [ 現地泊して観光 ] --- ③+④ でプランを練れば、航空券代は表の目安のままで、高くはなりません。
 ppの考え方として、1セットで判定しなければ、国際線SFC修行はプランが組めません。1セットで10円/ppを割るプラン以外は、関心を持つ必要はないでしょう。それを1日中考えている位なら、さっさとANA国内線でOKA(那覇)に飛んでしまった方が早いです。
 円/ppを下げる為には、KUL-日本の後、国内線乗継で何処かに飛ぶしかありません。そうしないと、円/ppは10円/pp以下に出来ないですから。ここで、国際線がプレエコである場合は、乗り継ぎの国内線は100%ppが加算されることになっています。この100%は、私自身で確認したことがありませんので、本当のところはわかりません。
 国際線がエコノミークラスの場合は、国内線は50%のpp加算になることは体験済みですが、プレエコは利用したことがありませんので、真相(体験談)は、誰かが具体的に書いたブログなり、ホムペなりを私は見つけていませんので、確認ができていません。
 国際線の国内乗り継ぎの場合、エコノミークラスならppの積算率は50%なのは間違いありませんが、プレエコ以上の積算率が100%なら上の表の通りですが、70%や50%である場合があるかも知れません。もし積算率50%にされてしまうのなら、最悪値で10.51円/ppになりますので、もう国際線でのSFC修行は、そろそろ終了と判断するしかなさそうです。国内線SFC修行を行なった方が、断然得ですから・・・
 プレエコの国内線の積算率が70%や50%にされてしまう場合は、このページを書き直しますが、そうならないことを祈っています。やがて、そうなるんじゃないかな? とも思ったりもします。

続けて、シンガポール発券 SIN(シンガポール)を起点にする検討

 私は以前から思っているのですが、SINタッチは特にメリットがあるわけではありません。「なんで、そんなにもてはやされるのだろう。」と思っていましたが、2020年からは、SFC修行でSINを目指す人は少なくなるでしょう。
 以下は、2019年12月22日にANAのサイトで、2020年3月24日スタートのシンガポール発券で表示させたSIN起点の航空券代を表にしたものです。マレーシア発券と同じ要領です。海外発券は、実は、毎日航空券代が動いています。日々為替相場が変動しますから、日本円での航空券代も日々変動します。調査はまとめてやらないと、明日の航空券代とは異なってしまいます。
 以下は、全てプレエコでの発券による航空券代です。
搭乗クラス

国内区間は
全て(Y)
No, 判定
ルートと時間 SIN-HND
3/24 10:50-18:25
- - HND-SIN
3/26 00:30-06:55
項目 SUM
Flex Plus
(E)
航空券代 182,450円 91,490円 - - 90,960円 ×
プレミアムポイント 10,736pp 5,368pp - - 5,368pp
円/pp 16.99円/pp 17.04pp - - 15.67pp
Basic
(N)
航空券代 121,990円 61,230円 - - 60,760円 ×
プレミアムポイント 7,754pp 3,877pp - - 3,877pp
円/pp 15.73円/pp 15.67円/pp - - 15.67円/pp
搭乗クラス

国内区間は
全て(Y)
No, 判定
ルートと時間 SIN-HND
3/24 10:50-18:25
HND-ISG
3/25 06:10-09:25
ISG-HND
3/25 14:15-22:05
HND-SIN
3/26 00:30-06:55
項目 SUM
Flex Plus
(E)
航空券代 197,100円 91,490円 7,060円 7,590円 90,960円 ×
プレミアムポイント 15,652pp 5,368pp 2,448pp 2,448pp 5,368pp
円/pp 12.60円/pp 17.04pp 2.88円/pp 3.10円/pp 15.67pp
Basic
(N)
航空券代 137,640円  61,230円 7,590円 8,060円 60,760円 ×
プレミアムポイント 12,650pp 3,877pp 2,448pp 2,448pp 3,877pp
円/pp 10.88円/pp 15.79円/pp 3.10円/pp 3.29円/pp 15.67円/pp
搭乗クラス

国内区間は
全て(Y)
No, 判定
ルートと時間 SIN-HND
3/24 10:50-18:25
HND-OKA
3/24 20:00-22:40
※1) OKA-HND
3/26 20:55-23:10
HND-SIN
3/26 00:30-06:55
項目 SUM
Flex Plus
(E)
航空券代 197,870円 91,490円 7,710円 7,710円 90,960円 ×
プレミアムポイント 14,672pp 5,368pp 1,968pp 1,968pp 5,368pp
円/pp 13.48円/pp 17.04pp 3.91円/pp 3.91円/pp 16.94pp
Basic
(N)
航空券代 137,310円 61,230円 7,710円 7,610円 60,760円 ×
プレミアムポイント 11,690pp 3,877pp 1,968pp 1,968pp 3,877pp
円/pp 11.74円/pp 15.79円/pp 3.91円/pp 3.86/pp 15.67円/pp
【ご注意】
 ANAのサイトで表示されますのでそのまま表にしていますが、※1) はご注意下さい。HNDのT2(ANA国内線ターミナル)から国際線ターミナルに移動する場合、80分では乗り継げません。こういった場合、航空券を購入する前にANAに電話で相談すると、③を一つ前の便に変えてくれるはずです。通常、電話での航空券購入は5,000円の発券手数料がかかりますが、こういった場合であれば、発券手数料の請求はされないはずです。
 いずれにしても判定は全滅です。2019年のSFC修行で航空券を物色していた際に思ったのですが、「ホント、なぜSINタッチがもてはやされるの?」 2020年からは、もう無理でしょう。

エアチャイナを使うとどうなるの?

 2018年までは、エアチャイナのビジネスクラスの NRT-PKG(北京)-KUL の往復航空券が9万円以下で買えましたが、2019年からは、同じ航空券代が13万円を割らなくなりました。2019年は、なんとか10円/ppを保てましたが、2020年からは、10円/ppを割る航空券を見つけるのは、難しくなるでしょう。
 また、2020年にはANAの無償プレエコアップグレードが完全になくなり、アップグレードポイントでプレエコ(ビジネスクラス)へのアップグレードを行わなければなりません。アップグレードポイントは、ANAグループ運航分だけで20,000ppを獲得すると10アップグレードポイント, ANAグループ運航分だけで40,000ppを獲得すると20アップグレードポイントをもらえますが。運航分以外のスターアライアンス系列の航空会社の搭乗では、アップグレードポイントの対象にはなりません。
 つまり、エアチャイナで NRT-PKG-KUL を往復してしまうと、運航分だけで40,000pp越えを満たせなくなりますから、不足分は、結局ANAで飛ばなければならなくなります。私は、SFC修行達成後の12月にHND-OKAを往復して、ANAグループ運航分だけで40,000ppを超えるようにしましたが、2020年からは、色々な意味でエアチャイナに依存するのは難しくなりそうです。


プレミアムポイントとANAグループ運航分のポイント数の差はエアチャイナ
に搭乗したからです。ANA運航分だけで40,000ppを超えていなかったので、
SFC修行達成後にANAに搭乗して、ANAグループ運航分のppを増やしました。

国内線SFC修行のメリット

 SFC修行の総費用を削減しようと思えば、国内線SFC修行は、メリットしかありません。国際線SFC修行と比べて、苦労なく、10~20万円の出費が抑えられるはずです。ただ、面白みには欠けますから、国内線SFC修行は、自分で何かしらのテーマを決めて臨んだ方が良いでしょう。自分で出費して飽きた場合、ホントにつまらなくなると、SFC修行を辞めてしまいたくなってきますから、ANA国内線で、何処に行くのか、何処で一泊するのかは、面白味を加味して考える必要があります。
 その答えは、CTS(新千歳)とOKA(那覇)での宿泊のみで、それ以外の宿泊は避けるべきです。理由は、宿泊費用と現地交通費ですが、CTSなら新千歳空港温泉に泊まれば、宿泊費 3,000円/泊, 現地交通費 0円、OKAなら、目安として 3,000円/泊 の安宿(レベルはホテルのキャビンルームからあります。), 現地交通費 往復600円程度から検討できます。
 あとは、プランに悩んだら、とりあえずOKAに飛んで、OKA起点でプランを考える事です。また、CTSに飛ぶ際は、必ず一度OKAに飛んでからCTSに飛ぶことを忘れなければ、総航空券代と宿泊費と現地交通費を含んだ総費用は、低く抑えられるはずです。

忙しくて時間が取れないのだけれど、どうしたらいいの?

 忙しくてしょうがない人の多くは、国内線でSFC修行をしています。
 忙しくてしょうがない人は、航空券が多少高額であっても、1日4フライトをこなしますが、タイトな乗り継ぎをすると、直ぐに機内アナウンスであなたの名前を呼ばれてしまいます。おまけに、ISG(石垣) → HND(羽田)を飛んでいる機内の中で「HND(羽田)-OKA(那覇)にお乗り継ぎの○○様。」と堂々と機内アナウンスをするのがANAのやり方です。これは、露骨に言ってしまえば、晒し者の刑ですが、ホント、ANAはSFC修行僧を煙たがっていますね。JALでは、JGC修行僧を晒し者の刑にするようなことはしませんが、ANAでは、SFC修行僧はそういう扱いです。
 忙しくてしょうがない人は、結局忙しくてしょうがないので、日帰りで、機内アナウンスで晒し者にされないフライト1セットを一組ご紹介しておきます。このプランを繰り返せば、日帰り10回(10日)でSFC修行を達成出来てしまいます。
 車をお持ちの方なら、何時でもこのプランが組めるはずです。フライトが朝一から始まりますので、車は 羽田空港 国内線旅客ターミナル の駐車場に預けた方が効率が良い(ストレスが溜まらない)でしょう。
 以下は、2020年3月25日に飛んだ場合の運賃です。
HND(羽田) - ISG(石垣) 06:10-09:25 ANA SUPER VALUE 75 ¥19,900- 1,836pp 10.83円/pp
ISG(石垣) - KIX(関西) 11:05-14:05 ANA SUPER VALUE 75 ¥11,740- 1,453pp 8.07円/pp
KIX(関西) - CTS(千歳) 16:05-17:55 ANA SUPER VALUE 75 ¥9,110- 999pp 9.11円/pp
CTS(千歳) - HND(羽田) 21:45-23:30 ANA SUPER VALUE 75 ¥10,460- 765pp 11.90円/pp

合計 ¥51,120- 5,053pp 10.13円/pp

 このプランであれば、機内アナウンスで呼ばれることはありません。HND-OKA-CTS-HND の三角飛び(4,336pp)よりもppが稼げます。各便の乗り継ぎには十分に時間がありますので、各乗り継ぎ空港で食事が出来て、千歳なら新千歳空港温泉も利用出来ます。朝一にHNDに行って、夜中にHNDから戻ってくるプランです。SFC修行達成までの総費用は50万円を超えてしまいますが、1年で10日 日帰り旅行で目的が達成出来ますので、忙しい人なら、こういう考え方もあります。国内線の1日4フライトは組みにくく、割高になってしまいますが、必要に迫られれば、こういうフライトも出来ます。
 CTS, KIX, OKA, FUK(福岡), NGO(名古屋)でも、1日でこのような飛び方が出来るでしょう。ISGに飛ぶと繋げない場合は、南の目的地をMMY(宮古)にすれば繋げるでしょう。ただ、日帰りで5,000ppに近いフライトは、安いフライトが選べませんから、どうやっても10円/pp程度になってしまいます。