SFC修行9回目(2019年4月11~15日) 番外編 KLセントラル → BATU CAVESヒンズー教の聖地 バドゥ洞窟 の観光 |
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難点はたった1つ。電車が30~45分に1本しか来ません。[ 1 ] KTM SEREMBAN LINEは、電車の本数が少ないのです。特に昼間は、もっと少ないんじゃないかと思います。AM7:56 現時点で43分待ちです。
1) | [ 1 ] KTM SEREMBAN LINE, BATU CAVES 駅下車。駅から出れば、このよう岩山が見えます。この岩山を正面に見て、"右側"に歩いていくと、直ぐにバトゥ洞窟の入り口です。 |
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2) | でも、"左側"に歩いて行くと、このようになっています。こちら側は、ヒンズー教の信者の方しか入れません。左側は建設中でしたが、祈りを捧げる祭壇はあり、信者は祈りを捧げていました。外側だけ建設中(改築中?)のようです。 |
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3) | ヒンズー教の信者以外は入れない聖域ですが、外から写真を取る許可を得て、ゲートから写真を撮らさせて頂きました。 |
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4) | それでは戻って、"右側"に歩いて・・・、レストランがいっぱいあって、一瞬、観光地さながらですけど・・・。ここから先が左を見ると圧倒されてしまいます。 |
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5) | 写真ですと、この迫力が伝わりにくいですが、圧倒的に凄いです。バトゥ洞窟(BATU CAVES)は、観光地。は後付けであって、ここはヒンズー教徒の聖地です。神聖な場所なのです。聖地であっても、服装は一切自由。 ただ一つ違うのは、ここでは、必然的にあなたの精神力が試されます。老若男女を問わず、自分の足でこの階段を登り切るしかありません。バイパスもエレベーターもエスカレーターもありません。自分の足で登り切らない者は、深淵を垣間見ることは出来ません。 |
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6) | この側面も相当に長いです。上部に神様の人形が配置されていますが、とても顔の表情が豊かです。腕のいい職人が膨大な時間をかけてこしらえているのでしょう。そして、ご覧頂いてお分かりのように、痛みが全くありません。人形はただ飾れば良いのはありませんから、直射日光にさらされているこれだけの数の人形や手間のかかった造形物をどうやってメンテナンスしているのか? 根性だけで出来る仕事ではありませんので、そういった意味でも凄いです。 尚、バトゥ洞窟(BATU CAVES)の入場料は無料です。施設のメンテナンスは、信者からのお布施と人力のみで行っているのなら、莫大な時間, 労力, ,金額がかかっていることになりますが、神様に対してこのようなお話をすること自体、不謹慎かも知れません。 |
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7) | さあ、階段を上って行きましょう。階段は急で、20~30段毎に平坦な部分があり、登って休んでを繰り返しながら頂上を目指すことが出来ます。そういう造りにしておかないと、誰かがコケて落ちてきたら、止められなくなってしまいますから、そういった防御の意味もあるのかも知れません。 階段下には、常時レスキューが待機しています。 |
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8) | 階段下の門をくぐったところです。表も裏もしっかり手の込んだ装飾が施されていて、ただただ美しいです。とにかく、足下注意で上を目指しましょう。 |
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9) | こんな小さい子供でも、自分の足で階段を上ります。とてもおんぶして歩ける傾斜の階段ではありませんが・・・ 信者のおばあちゃんも、素足で歩いて上って来ます。 |
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10) | 50代のおっさんが登り切った頃には、もう息が上がって、汗だくでフラフラです。この椅子で休憩20分。この椅子もご寄付で作られた椅子です。ちなみに、デパートの屋上にあるプラスチックの椅子なんてありません。皆、石造りで、耐久性はバツグン。ここまで持ってくるのも大変だったでしょうに・・・ |
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洞窟の中は、到るところに手の混んだ人形があります。
人形は、全く痛みがありません。
個々の装飾は、緻密で見事です。
階段を上りきったところにある門です。
この門も、上部は凄く手が込んでいます。
11) | 階段を上りきったらゴールではありません。まだまだ先があります。少し休憩をとって先に進みます。この先は洞窟の中ですから、汗も引いて、涼しくなります。 |
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洞窟のあちこちに人形が配置されています。
洞窟の石に合わせて、人形を作っています。
靴を脱いで入って下さい。ここは、ヒンズー教の信者が入るところでしょう。
まさに、人、人、人。何人にでも会えそうです。
当然、皆さんは、あの階段を歩いて上ってきています。
バトゥ洞窟は、天井が吹き抜けている所があります。
洞穴じゃなくて、洞窟です。雰囲気があるでしょ。
カメラやスマホを持って引き寄せられるのは、私だけではありません。
装飾品は、全てレベルが違います。
全く傷みがなく、鮮やかです。他の寺院でここまで美しい造形物は、そうはお目にかかれません。
洞窟です。鍾乳洞です。何千年も時が流れないと、こうはならないでしょう。
そろそろ戻ります。洞窟の中は、こんな感じです。
見事な装飾品と、初めて見た、偶然見つけた傷んだ柵です。傷んだ柵は、この柵1つだけでした。
やはり、順次、メンテナンスを続けているのでしょう。この柵も、次回訪れたら塗り直されていそうです。
12) | バトゥ洞窟の中は、こんな感じです。観光ガイドブックだと、1, 2枚の写真で紹介されていそうですが、バトゥ洞窟の規模はとても大きく、装飾品も凄い数です。しかも、各々の装飾品がしっかりメンテナンスされています。 こんなレベルの高い装飾品の数々は、そうは見れないでしょう。撮影に夢中になってしまいましたが、全てを回れているわけではありません。体力負けで、見るのをはしょっているところもあります。 |
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13) | 帰りは階段をひたすら降りるだけです。帰りに気づきましたが、解放されていない洞窟もあります。バトゥ洞窟の中には、倉庫らしい建屋がありませんから、こういったところに部材をしまっているのでしょう。 |
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14) | 恐れ多くも、神様より高いところに上っているのですから、苦労するのはあたりまえです。信仰とは、そういうものでしょう。この、人、人、人。凄い数です。それにしても、今回、一人の日本人にも会いませんでした。 ツアーで来ようが、ガイドに連れてきてもらおうが、タクシーで来ようが、当然この階段を上るのは、"あなたの足です。"裏道もバイパスもありません。「歳だから上れない。」なんて、ぼやかないように。私は50代半ばで、当時、痛風の痛みをちょっと引きずっていましたが、それでも上りましたし、ヒンズー教の信者の方々は、見るからに70過ぎのおばあちゃんでも上ってきますし、5歳位の女の子だって、自分の足で上ってきます。自分の足で上る人しか、バトゥ洞窟の中を拝むことは出来ないのです。 |
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15) | 階段がきつそうに見えますが、ハッキリ言います。正直、きついです。でも、20代, 30代なら余裕ですよ。 バトゥ洞窟の観光を終えて戻ってくると、階段を上る前に見たレストランが気になります。それに喉がからからです。ふもとのレストランは、ドリンクも含めて安いですし、食事も安くて美味しいです。皆、インド系の方々が運営するレストランのようです。 |
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