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SFC修行1回目(2019年1月9~10日)
[ NRT-SGN-KUL ベトナム航空(特典航空券) ] → [ KUL-HND ANA(海外発券) ]

起点をKUL(クアラルンプール)に
ANAの航空券を海外発券へ切替
航空券予約日 ホテル予約日 SFC達成率
2018年10月30日
(渡航71日前)
2018年11月2日
(渡航68日前)
5.00%
(今回 2,503pp獲得)
KULでの宿泊費 KUL-ホテル間 往復交通費 NRT-自宅-HND間 往復交通費
1,974円 3,443円  5,788円
 まず、海外発券に切り替える為、デルタの特典航空券で往路 NRT(成田)-SGN(ベトナムのホーチミン)-KUL(マレーシアのクアラルンプール) を飛んで、翌日、ANAの海外発券の航空券で復路 KUL-NRT を飛んで戻ってきます。これが初めの一歩です。
 海外発券に切り替えた方が、ANAの航空券が安くなる国も多いですから、海外発券はSFC修行というより、海外旅行好きがよくやる手です。最近はどこの国でもフライトに対する諸税が高くなってしまいましたが、それでも、現状では、まだまだ海外発券にメリットがあります。
 ジャカルタ(インドネシア), シンガポール, クアラルンプール(マレーシア), 香港, 澳門, 中国各地, バンコク(タイ), マニラ(フィリピン)が、ANAの海外発券に適しているように見えますが、pp(プレミアムポイント)が効率良く稼げそうなフライトを調べると、結局、海外発券で起点にする空港は、SIN(シンガポール)とKUL(クアラルンプール)に絞られてきます。比較的現地発券の航空券が安くなるのは、この2カ国だけなのは、調べていくと直ぐに気付くでしょう。私の場合、SINは若い頃に何度も旅していますので、SFC修行では、KULが海外発券の起点になります。
 そして、私はKULに行ったことがありませんから、色々新鮮です。そして、KULは電車で街まで出られます。現地交通費を安く抑えられそうです。ネット上では、〇〇タッチで到着空港から一歩も出ない人もいますが、私は極力何かしらの理由を付けて、現地では街に出てみるつもりです。そうしないと、SFC修行といえども、面白みに欠けますから・・・
 今回は、PM18:30 KUL着, 翌日AM8:00 KUL発で帰国ですから、現地滞在時間は実質10時間半と相当にムチャですが、それでも街に出る。高速鉄道に乗る。現地泊をする。というプランでSFC修行を組みました。従いまして、KULタッチではなくて、KUL滞在です。「夜寝なきゃ、ホムペ用の写真くらい撮れる。」と意気込んて、KULに行ってきましたが、結局写真すら撮らずに終了でした。このページのKULの写真は、全て次回以後にKULに行った際に撮影してきた写真です。ご了承下さい。

今回のフライト

  今回のフライトは以下の通りです。
① 1/9 09:30-14:20 NRT-SGN VN301(ベトナム航空) E(X) 特典航空券利用 0pp

[ SGN乗り継ぎ時間 1時間10分(マージン無し) = 実質40分) ]

② 1/9 15:30-18:30 SGN-KUL VN675(ベトナム航空) E(X) 特典航空券利用 0pp

[ KUL滞在時間 10時間半30分 ]

③ 1/10 08:00-15:40 KUL-HND NH816 W(Y) 1,669マイル 2,503pp獲得
①,②のベトナム航空の交換マイルと発券手数料 22,500マイル(デルタ) と 2.610円 0pp
③のANAの航空券代 30,651円 1669マイル 2,503pp 12.24円/pp
①~③の全航空券代 33,161円 その内、ANA分 3,338マイル 2,503pp 13.24円/pp
 初っ端から円/ppが悪いですが、今回は考察せず次回に繋げます。
 ①, ②はデルタの特典航空券です。発券手数料だけでKULに到着です。今回の目的は、③のKUL起点のANAの海外発券の航空券に切り替えることですので、①, ②は手段に過ぎません。特典航空券(デルタのマイレージ利用)で③を開始できれば、プラン達成です。

NRT-SGN-KUL のフライト

 ベトナム航空のエコノミークラスは、普通のエコノミークラスです。機内宿も満足です。往路は、NRT-SGN(ベトナムのホーチミン)で乗り継ぎをして、SGN-KULは1時間のフライトです。
 SGN-KUL 間のフライトは、日本語が頻繁に聞こえてきます。何人か日本語のスマホを使っている人もいます。ちょっと不思議な気分になりました。夫婦やカップルが目に付きましたし、KUL在住の日本人の乗客が多いようです。仕事ではなく、SGNに観光に出掛けた帰りでしょう。クアラルンプールには多くの日本人が住んでいますし、KUL-SGN 間は1時間のフライトですから、日本でいえば、東京から大阪に観光に出掛けるようなものです。ちょっとした観光旅行が、海外旅行になる土地柄です。

NRT(成田空港 第2旅客ターミナル) デルタ航空のラウンジ DELTA SKY CLUB

 今回は、Sky Team メンバー ベトナム航空の利用でしたので、久々に DELTA SKY CLUB のラウンジを利用してきました。デルタ航空が太平洋路線を飛ばしていた頃は、デルタAMEXゴールドカード(無条件ゴールドメダリオンの期間内)を活用して、幾度となく利用し続けてきたラウンジです。航空会社のラウンジですので、フリードリンク, 更にアルコールも無料。軽食もあります。
 以前は、DELTA SKY CLUB のラウンジの利用者は、デルタAMEXゴールドカードの特典を活用している日本人が大半でした。このラウンジでは、何度も偶然知り合いとお会いしたものです。今、デルタAMEXを活用してラウンジを利用している人は、ある意味、その生き残りの残党です。(というか、「デルタAMEXをお持ちで、シルバーメダリオン以上なら、国内のDELTA航空のラウンジが利用できます。」って、カード案内の小冊子に書いてありますよ。)は、私はその生き残りを継続中で、今年の11月4日で生き残り終了(ゴールドメダリオンのの条件未達)になりそうです。
 SFC修行が完了するまで、Sky Team は、デルタAMEXのゴールドカード(無条件ゴールドメダリオンの期間内)の特典を活かせますので、現状は問題がありません。恐らく、2019年11月4日までですけど・・・
 デルタAMEXのゴールドカードにつきましては、いろいろ書きたいこともありますが、このページはSFC修行がテーマですので、それは別の機会にします。

SGN(タンソンニャット国際空港) ベトナム航空の Lotus lounge

 往路はSGNで乗り継ぎで、乗り継ぎ時間は1時間10分ですから、実質的な乗換時間は40分程です。それでも、デルタAMEXのゴールドカード(無条件ゴールドメダリオンの期間内)を活用して、ベトナム航空のラウンジを利用してきました。乗り継ぎの場合、ラウンジへの行き方は簡単です。トランジットのX-rayを抜けると、目の前に階段とエレベーターがあり、エレベーターの前に Lotus lounge の看板が建っています。そのままエレベーターで昇ると、左前にベトナム航空のラウンジが見えますから、なにも考える必要はありません。
 Lotus lounge は、ベトナム航空のラウンジです。プライオリティパスでラウンジを利用される方は、Orchid Lounge (ゲート10~14の近く) を探して下さい。ネットでは、Lotus lounge が最良と言われていますが、Orchid Lounge もグレードに不満はないのでは?と思います。Orchid Lounge を利用したことがないので、内容は語れないですが・・・ Lotus lounge には20分程しかいられませんでしたが、空いていて、食べ物や飲み物は豊富。不自由はありませんでした。

KUL(KLIA) プライオリティパスで利用できるPLAZA PREMIUM LOUNGE

 行きは Sky Team で Elite Plus ですが、帰りは Star Alliance で平民ですから、ラウンジを利用する際は、プライオリティパスが活用できるラウンジを利用することになります。KLIAの制限エリア内のANAが離発着するビル内には、プライオリティパスで利用できるラウンジは1つしかありません。それが、この PLAZA PREMIUM LOUNGE (エレベーター2で中2階に上がり、右側。) です。

 エレベーター2で中2階に上がり、右側と言われても、何度かKLIAを利用していても、中2階をぐるぐる回って歩き続けて、PLAZA PREMIUM LOUNGE にたどり着くのに苦労すると思いますので、天井からぶら下がっている C11-C17の水色の垂れ幕に着目して下さい。中2階、C11-17の水色の垂れ幕の左にラウンジがありますから、それを覚えておけば、中2階でさほど歩くことなく、PLAZA PREMIUM LOUNGE に行くことができるでしょう。
 このラウンジは3時間の利用時間制限があり、アルコール類以外は無料。食べ物は充実しています。AM6時にも関わらず、少し混んでいました。AM7時台までいたのですが、その頃になると、かなり混んできました。今後、私はSFC修行を終わるまで、このラウンジを繰り返し利用することになります。ちなみに、PLAZA PREMIUM LOUNGE は発着時だけでなく、到着時も利用出来ますので、早朝にKULに到着して、ホテルのチェックインまでの時間を持て余す時は、到着後にここで時間を潰すことも出来ます。

KUL(クアラルンプール国際空港)KLIA と KLIA2 の違い

 KULは空港コードですが、クアラルンプールでは、一般的にKLIA, KLIA2が使われています。世界中の多くの空港で一般的に使われるT1(ターミナル1)とT2(ターミナル2)という名称を、KUL(クアラルンプール国際空港)では、KLIAとKLIA2と言います。つまりターミナルの違いです。KULを利用する人は、KLIAとKLIA2の違いをネットで調べる人がいっぱいいそうですので説明しておきますが、要するに、KLIAはレガシーキャリア(既存の大手航空会社)専用(JALとか、ANAとか、マレーシア航空とか・・・)の離発着空港で、KLIA2は、LCC専用(エアアジアXとか、スクートとか・・・)の離発着空港です。
 KLIAとKLIA2は最寄りの電車の駅が異なり、チェッインカウンターが異なりますので、間違えると手間がかかって大変です。航空券を予約した際のEチケットには、KULとだけ明記されていて、大抵の場合、KLIAとKLIA2の区別はされていないはずです。これは、レガシーキャリアか、LCCかで判断して下さい。KULは、SGN(シンガポール・チャンギ国際空港)のように、自由に24時間ターミナル間を行き来できるわけではありませんので、午前0時以後にKUL着で、KLIAとKLIA2を行き来しなければならない方は、事前にKLIAとKLIA2を調べて、乗り継ぎをイメージしておいて下さい。日本人ですと、このような乗り継ぎをする人はほとんどいないでしょう。往路がレガシーキャリア, 復路がLCCを利用している人や、その逆の人はいるでしょうが・・・
 KULに到着したら、出国して預け荷物を受け取って街に出るわけですが、出国検査までは結構歩きます。ちょっとしんどい。飛行機を降りてからショッピングモールを抜けて、無人電車で出国検査に向かいますが、クアラルンプール国際空港に初めて来た人だと、皆、立ち止まって案内表示を眺め始めます。前人に付いていけばよいと思っていると、前の人もわからないので、ところどころで案内表示を眺める人の人だかりになります。まあ、そういうもんだと思って下さい。

日本から、ネットでKLIAエキスプレスのチケットを購入する

 KLIAエキスプレスは、KLIA2 - KLIA - KLセントラル(KL sentral) をノンストップで結ぶ全席自由席の高速鉄道です。料金は結構高いですが、それはそれ。時間と効率を考えれば、この選択肢が最良です。まずは、日本でKLIAエクスプレスのチケットを https://www.kliaekspres.com/ で購入して、プリントアウトしておきましょう。チケットはA4サイズの紙1枚で、チケットのQRコードを読み込ませて改札を通ります。行きと帰り用に2枚印刷しておけば、1枚がバックの中でグシャグシャになってしまった時の為で、利用1枚。予備1枚で大丈夫でしょう。
 https://www.kliaekspres.com/ では、VISA, Master, AMEX(JCBは不可)で決済すると10%割引(往復100RM→90RM)でチケットが買えます。それ以上の値引きを望む方は、マニアの領域です。(方法はありますけど・・・) そこまで考える人は、色々調べて、そういうやり方を検討して下さい。
 ポイントとして、KLIAエクスプレスのチケットは、日本からクレジットカードで購入すべきです。今回、私はAMEXで2,445円で決済しましたが、KLIAエクスプレスの車内で、日本の空港で日本円をマレーシア通貨のリンギットに両替して、KLIA駅でKLIAエクスプレスのチケットを現金で購入した方からお話をお聞きしました。結局、3,300円位かかったそうで、ご夫婦でしたから、現金払いの購入方法で、ご夫婦のランチ代分が消えてしまったことになります。
 KLIAエクスプレスのチケットをサイトで購入する際は、クレジットカードと、有効なEメールアドレスと、利用開始日が必要です。Eチケットは、チケットを申し込んだ際に記入したEメールアドレスに、PDFファイルが添付されて送られてきます。Eメールアドレスを間違えて入力すると、メールが届きませんから後処理が大変になります。ご注意下さい。発券されたチケットは、利用開始日から30日間有効ですから、有効期間内に使用すれば問題ありません。サイトから購入する際は、往復チケットなら Type: Return Trip を選択して下さい。片道チケットは、Type: Single Trip です。サイトで購入に進めない場合、恐らく①か②が理由でしょう。① 電話番号の入力で+を入力している。例えば、090-1234-5678の 電話番号を入力するなら、日本だと国番号が+81だからと、+81-90-1234-5678 と入力しようとするとエラーになります。この場合は、819012345678 と入力して下さい。② 申込(決済)フォームを入力を終えると、左下に □ I agree ・・・ と、チェックマークが表示されています。これに気付かないとと、何度もチケットを購入しようとして、赤文字の警告に悩み続けることになります。気付いてチェックすればよいだけの事ですが、正直、私は購入する度に忘れていて、赤文字の警告を表示させてしまいました。
● 絶対やってはいけない事
 このページは、実は私が何度もKLIAエキスプレスのチケットを購入して、KLIAエキスプレスを利用してから書いてますが、一度問題は発生しています。ですから、最初(SFC修行1回目)でご説明しておきます。
 決済前の申込(決済)フォームの入力でエラーが出てしまった場合は、何度でもエラーを修正してトライし直せばよいのですが、問題は、クレジットカードの決済中にエラーが出てしまった場合です。私の場合ですと、AMEXの認証画面の表示が終了して、決済完了ではなく、「エラーになりました。」と表示されてしまいました。
 ここからが重要です。よく覚えておいて下さい。「エラーになりました。」は、「エラーになりました。私どもは、エラーを改善すべく努力しています。しばらくしてから、再度お試し下さい。」のようなエラーメッセージが表示されますが、このしばらくって、どれ位の時間? = これは36時間見ておけば安心です。--- 5分や30分や1時間ではダメです。決済システム上の問題は、利用者にはわかりようがないですが、エラーになると、そのエラーを改善すべく努力して頂くのはかまいませんが、エラーを改善して、申込者に断りなく決済してしまいます。何も気付かない申込者は、しばらくしてから再度決済をトライしますので、重複決済になって、チケットが2枚発行されてしまいます。
 何度もサイトから購入している私は、一度重複決済になりました。ずっとメールが届かなかったのですが、24時間程経ってから、チケット添付のメールと、決済メールが2組送られてきて、重複決済になっていることに気付きました。しょうがないので、[ 詳細な事情説明のメールを送って、2件の内、後の1件のキャンセルを依頼] → [レスは、 どちらをキャンセルするか確認するので、(マレーシアまで)電話を下さい ] → [ 国際電話は直ぐに繋がるも、順番待ちで何度も断念(市内通話じゃないんだから) ] → [ そして、ランチブレークの自動メッセージ ] → [ ランチタイムが終わり、やっと電話が繋がり事情説明 ] → [ キャンセル完了までに、携帯電話でトータル10分位国際電話をかけたので、電話代850円也 ] --- この手間がどれ程のことか・・・ バカらしいでしょ。ですから逆に考えるのです。もっと簡単に考えないといけません。

 これは、デルタAMEXゴールドカードの請求です。4月8日に2回 \2,515- の請求が合って、後に追加されたマイナス請求で、\2,490- が戻っています。同じRMで返金してもらっても、為替レートの変動で金額に差が出てしまいます。この\2,490- の返金の為に、何度も何度も時間を変えて国際電話をする羽目になったわけです。そうなってしまった場合はしょうがないですが、そうならないように気をつけましょう。
● クレジットカード決済にエラーになってしまった時の対処法
(1) クレジットカードの決済でエラーになってしまったら、決済が取り消されるのではなく、彼らはなんとかして決済しようとします。
(2) その時間は24時間内と推定できます。
(3) ですから、クレジットカードの決済でエラーになってしまったら、マージンを取って、36時間放置して下さい。
(4) いずれにしても、Eメール添付でチケットが送られてくれば、その運賃がクレジットカードに請求されて、KLIAエクスプレスに乗れます。Eメール添付でチケットが送られてこなければ、KLIAエクスプレスに乗れません。ですから、クレジットカードの決済でエラーになってしまった場合は、必ずEメールをチェックしてから再決済をトライして下さい。
(5) (3), (4)を遵守しないと、マレーシアに国際電話の刑に処されるかも知れません。

KUL(KLIA) KLIAエキスプレスに乗車する

 空港(制限エリア)を出たら、KLIAエクスプレスでKLセントラル(KL Sentral)駅に向かうのが、一般的で効率的です。 KLセントラル = クアラルンプールの中央 ってことですが、初めてKUL(クアラルンプール国際空港)に到着して右も左も分からなくても、とにかく KLセントラルに出ればなんとかなります。KUL(KLIA)からKL セントラルまでは、KLIAエクスプレスで30分弱です。KLIAエクスプレスは、15分間隔(早朝は20分間隔)で運行していますので、とてもスムーズです。
 KLIAエクスプレスの改札口までの行き方は、以下の写真と説明をご参照下さい。

 KUL(KLIA)の制限エリアを出てから、KLIAエクスプレスの改札口までは間違えようがないですが、まず派手なピンクが、KLIAエクスプレスの案内標識の色です。KUL(KLIA)の制限エリアを出ると、右にピンクの案内看板のエレベーターが見えますので、直ぐにわかります。

 エレベーターには、親切に日本語の説明がありますので、案内通りに1階に降ります。

 エレベーターを1階におりると、ピンクのサインのKLIAエクスプレスの乗り場が見えます。KLIAエキスプレス(とKLIAトランジット)の各駅は、全てピンクの標識, 看板, サインで統一されています。そして、各駅に日本語表記がされています。クアラルンプールで、ピンクはKLIAエキスプレス(とKLIAトランジット)だけを示しており、LRT, MRT, MONORAIL LINE とは色が違いますので、ひと目でわかります。

GMT currency exchange

 現地通貨を持たないでKLセントラルに行っても大丈夫なのか? これは、20時30分までにKLセントラルに到着できれば、マージン1時間で大丈夫です。KLセントラルに接続されたショッピングモール NU Sentral のLG階(地下1階)に、年中無休の GMT currency exchange があります。ここで両替が出来るので大丈夫という意味です。GMT currency exchange は、ネットでも評判がよく、交換レートが一番良いと言われていて、人気があります。時間帯にもよりますが、私は15分位並んで両替をしてもらいました。私が両替した時は、10人位並んでいました。
 KLセントラル → NU Sentral → GMT currency exchange への行き方は、以下の写真とご説明をご参照下さい。

 まず、KLセントラル駅でNU Sentralにたどり着かないことはあり得ないでしょう。Welcome to NU Sentral つて、エスカレーターの上に書いてあります。これを見落とさなければ、間違えることはありません。ポイントとして、「NU Sental行きの階段+エスカレーターは、エスカレーターは昇り降りで各2レーン。階段は1つだけ。」は、記憶に留めておいて下さい。

 こちらは、KLセントラル駅の NU Sentral 入り口の反対側。もう一つの階段+エスカレーターです。エスカレーターは昇り降りで各1レーン。階段は3つです。初めてKL セントラルを利用する際は、「Hilton Hotel行きの階段はNU Sentralじゃない。」と記憶に留めておけば、以後、間違えることはないでしょう。
 相反するこの2つの階段+エスカレーターは、クアラルンプールを旅行中は、両方共、何度も通ることになるでしょう。

 Nu Sentral 行きのエスカレーターを昇ったら、右斜め前を意識しながら10m程歩けば、右側にエスカレーターが見えてきます。このエスカレーターが見えたら、エスカレーターを2階降ります。ここまで見つけたら、GMT currency exchange まで歩いて3分もかかりません。

前に見えるフロアーが、エスカレーターを1階降りた所です。
下のフロアーは、このまま通過して下さい。

エスカレーターをもう1階降りると(ということは、都合2階降りると)、正面に
ストアーが見えます。エスカレーターを降りたら、左に向かって歩いて下さい。

 左に10m程歩くと、左側の GMT currency exchange が視界に入ります。両替前に両替依頼書を書き込む必要はありませんので、そのまま列に並んで下さい。1,000円札, 5,000円札, 1万円札をガラス越しのスタッフに渡すだけで、レシート付きで両替してくれます。 一度 GMT currency exchange で両替すると、ここでしか両替をしかしなくなると思います。ここの両替レートは抜群に良いですから、ここだけ知っていれば、特に困ることはないでしょう。

帰りのKLセントラルと24時間営業のマクドナルド

 話は飛んで(KUL滞在に中身が無い以上、話が飛んで帰りの話になりますが)、復路のフライト時間の関係上、ホテル→KLセントラルは公共交通期間で戻って来られませんので、タクシーで戻ってきました。
 ちなみにKLセントラルは、PM26:00(AM2:00)ジャストで完全に駅の照明が落とされ、真っ暗になります。でも、幾つかのコンビニは電気が付いたままです。開店準備中ですが、必要に応じて、お客さんに販売もしてくれます。KLセントラルは、真っ暗だから本日は閉鎖でなく、真っ暗な中で過ごして下さい。という駅です。第一、真っ暗になっても、KLエキスプレスは運行していますし、始発待ちの駅の利用客はあっちこっちにいます。--- 一つのルールとして、横になって寝るのはダメです。警備員に起こされます、「横になって寝ている人は外に出て行って下さい。」ということで、実際、駅を出たタクシー乗り場と接するところでは、何人もの白人のバックパッカーが寝袋に入って寝ています。

この写真は、SFC修行9回目で、朝に撮影したマクドナルドです。夜中は
周辺が真っ暗になり、利用者もまばらですが、24時間営業しています。今後、
このマクドナルドは、SFC修行10回目まで、何度も利用することになります。

 そして、マクドナルドだけは24時間営業で、深夜~早朝の利用客は外人ばかりです。ちなみに店員は女性もかなりいて、暗い環境で賑やかにやっています。利用客は皆、KLエキスプレスの始発待ちでしょう。私は、ほとんど寝ないでブキッ・ビンタンをウロウロしていましたので、お腹が空いてしょうがない。AM5時前にビックマックとフィレオフィッシュとネスティー(アイスティー)のLサイズを注文したら、「テイクアウトですか? ポテトは要りませんか?」と聞いてきたので、「一人でここで食べます。ポテトは要りません。」と答えたら、なぜかポテトをサービスしてくれて、私に商品を渡すと同時に、看板が朝マックメニューのマフィンに切り替わりました。ポテトのサービスは、そういうことね。私の後ろに並んでいた女性は、朝メニューを注文していましたけど・・・ これだけ食べて、20.60RM(580円程)也。日本人の感覚だと安いですね。

今回のお宿

 今回のお宿は、ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)の OYO 321 Hotel D'Elegant です。デルタの特典航空券を発券した際に、ホテル紹介のリンクページに飛びましたので、これだけ安いホテルなのにクレジットカードで決済できることに魅力を感じて、少し考えましたが、3日後にそのまま安いホテルを予約しました。チープホテルです。バスタブ無しのシャワーのみ。エアコンを利かせて寝れればそれでよし。なんせ、ホテルを探して歩き回ってしまったので、ホテルでの宿泊滞在時間は7時間程ですから、どうだってよいのです。KLセントラル → ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang) は、[ 8 ] KL MONORAIL LINE で6駅。料金は、2.50RM(70円程)です。
 ちなみに、チープホテルにはACコンセントの変換アダプターなんてありません。持参しなければ、ノートパソコンは使えませんから、当然、無料Wi-fiも使えません。充電しないでスマホが使える範囲なら、スマホのバッテリーが持つ時間内なら無料Wi-fiが使えるでしょう。私は帰りのKULでラウンジを利用するまで、メールチェックが出来ませんでした。あんまり海外でメールチェックはしない性分ですが・・・
 今回は初めてのクアラルンプールですので、なにもかも戸惑いますから、KLセントラル → ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang) を移動したところでグロッキー。結局、目と鼻の先までタクシーを利用。これ、料金交渉(メーターを使わない)で15RM(420円程)也。高いか安いかより(ぼったくりです。)、「もう本当に疲れているから、あなた(タクシードライバー)に任せる。」でした。
 だいたいもって、初めてのクアラルンプールで、いきなり有名なアロー通り沿いのチープホテルを予約した私もそうとうに軽率だったのですが、アロー通りの入り口でタクシーを降ろされても、そこから先、宿泊するホテルが見つかりません。アロー通りは、夜は一変して、中華料理の露天でごった返します。車は早朝まで通行できませんし、通りはチープホテルの看板だらけで、何が何だか分かりません。
 私はそんな中、キャスターバックを引きずって、OYO 321 Hotel D'Elegant を探し回らなければならず、正直、けっこうまいりました。このホテルを私はお薦め出来ませんが、悪いというわけではありません。ただ、現地はこんな状況です。

ここで、ホテルを探せと言われても・・・

見つけました! 日を改めて、写真を取る為に
再度ホテルを探しに行って、30分探し回って、やっとですけど・・・

正面から見ると、頭上にホテルのネオンが見えます。
意識していないと、まずわからないでしょう。

この看板の右に夜店が出ています。
夜店が撤収するまで、この看板はまったく見えません。

ホテルの入口は、真正面に夜店が出ていますので、絶対に見えません。
写真を撮ろうにも、そのアングルを探すだけでも一苦労です。

 夜ホテル着。近くにISETANもありますが、日が昇る前の早朝戻りですから、どこにも行かず、なにも見ず、ホテルの前の露店で夕食を食べて、土地勘のない近所をブラブラしただけで終了です。何しにクアラルンプールに行ったんだか・・・ そう、SFC修行に行っただけですけどね。今後、こういった事を何度も繰り返すことになります。
 ブキッ・ビンタンには、MONORAIL LINE の駅と、最近開通した MRT の駅があります。夜のうちに両方の駅まで確認に行きましたが、共に始発はAM6時。私の復路のフライトはAM8:00時発ですから、帰りはタクシー確定です。帰りはKLセントラルまで20RM(530円程)で戻りましたが、これも料金交渉(メーターを使わない)です。外人狙いのタクシー料金でしょうけど・・・